【2階建か平屋か悩むなら】老後を考えた間取りなら絶対に平屋がおすすめ

 

家を建てたいと考えたときに「平屋」と「二階建」どちらがいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

住宅の建築は 一生に一度の大きな買い物のひとつです。

失敗したくありませんよね。

 

 

この記事では、近年注目が集まっている平屋のメリットとデメリットを紹介します。

自分に平屋が合っているのかぜひこの記事を参考にしてください。

老後のことまで考えたら家は平屋がおすすめですよ!

 

 

平屋に住むとメリットがたくさん!

平屋は階段がない建物です。

そのため、ワンフロアの大空間で生活ができます。それが平屋の魅力であり、二階建にはない多くのメリットにつながります。

 

例えば平屋に住むメリットは次のものが挙げられます。

  • 生活動線がコンパクトで生活が楽
  • 階段事故のリスクがない
  • 外壁のメンテナンスの足場代が抑えられる
  • 二階に暖気が逃げないため、暖房効率がいい
  • 二階部分の重量の負荷がないため、耐震性が高い
  • 階段や廊下などのムダなスペースがない
  • 冬の雪国などでは降雪時の屋根の雪下ろしが楽

すべての部屋が1つの階に集められている平屋ならではの魅力がたくさんあります。

 

 

 

その中でも特に次の3つは、老後のことを考えたときに重要になります。

 

 

平屋は生活動線がコンパクトで楽

生活スペースがひとつの階に集まる平屋は、移動や家事などがとても楽なことが大きな魅力です。

 

平屋は階段がないため、

  • 掃除機をかける
  • 洗濯物を干しに行く
  • 寝室に行く
  • トイレに行く
  • 荷物を運ぶ

などの日常生活を短い移動距離で行うことができます。

 

 

例えば、二階建なら忘れ物を取りにわざわざ階段を昇り降りするようなときも、平屋ならササッと取りに行くことができます。

筋力が衰えて階段の昇り降りが負担になる老後でも、上下の移動がない平屋は暮らしやすいつくりです。

 

 

平屋は階段事故のリスクがない

平屋には階段がないので、滑落によるケガの心配がないことも老後に平屋に住むメリットのひとつです。

前出の生活動線でも触れたように、老後はどうしても筋力が落ちてしまいます。

足を上げる力や体重を支える力が弱まると、階段から転落する事故に合う可能性も高くなります。

 

 

 

高齢者の住宅内の事故に関する調査によると、65歳以上の方が家の中での事故が起きる場所で

寝室に次いで2番目に多いのが階段というデータ

があります。

 

 

階段事故は、段差に躓いて足をくじいてしまうというような軽いものだけではなく、2階付近から転落するような大きなものまであります。

階段のない平屋なら高齢になった時にも、このような階段事故が起きずに安心して生活を送ることができます。

 

 

 

平屋は空き部屋のリスクが少ない

平屋は空き部屋の有効活用がしやすいのも魅力のひとつです。

子育て中は子どもの部屋にしていた二階の部屋が、子どもが独立していき空き部屋になることも多くあります。

階段の昇り降りが負担になる老後ではその部屋を物置状態にしてしまうことも考えられます。

 

 

そんな空き部屋も、平屋なら書斎や趣味の部屋として利用することも簡単です。客間として用意して定期的な手入れをするのにも手間が少なくて済みます。

 

家族構成の変化でどうしても使わない部屋が出てきます。その空き部屋を無駄にせず、有効に利用しやすいのも平屋の特徴のひとつです。

 

 

もちろん平屋に住むデメリットもあります

ここまで平屋に住むときのメリットについて説明しましたが、もちろん平屋ならではの困ったこともあります。

 

平屋は広い土地が必要になる

 

二階建と比べて広い土地が必要となることは、平屋を建てる上で忘れてはいけない重要なポイントです。

同じ延床面積の建物を建てるなら、平屋は二階建の倍近い床面積が必要になります。

その分の広い土地を探さなければなりません。

 

3LDKの間取りで家を建てる場合の例

構造

平屋

二階建

1階床面積

79.49㎡(24.04坪)

52.99㎡(16.02坪)

2階床面積

-

31.46㎡(9.51坪)

延床面積

79.49㎡(24.04坪)

84.45㎡(25.54坪)

 

このように同じような延床面積でも平屋なら1.5倍ほどの床面積が必要になることがあります。

それにともなって土地の広さも必要になります。

 

また、平屋では周囲からの視線を遮る工夫や、1階にある寝室の日当たりや風通し、防犯面など、二階建よりも土地に求める条件は厳しくなりがちです。

 

 

 

そのほか、必要な土地が広くなる分、土地の固定資産税が高くなる可能性があることも注意すべき点です。

なお、これらの対策としては、

  • 郊外の坪単価の安い土地を探す
  • 重要度の低い条件は妥協する
  • 気長に納得できる土地を探す
  • 間取りのムダをなくして床面積を小さくする

などが考えられます。

 

 

一階にすべての部屋が集まる平屋は、広い土地が必要になります。

予算や条件としっかりと考慮して住みやすい土地を探しましょう。

 

 

 

 

平屋は中心部の日当たりの確保が難しい

平屋は床面積が広くなるため、窓から離れた中心部の日当たりが悪くなりがちです。

効率のよい間取りを考えるとリビングを建物の中心に縦長に配置することが多いと思います。

そうするとリビングの中央部は窓から離れる事になり、夕方早い時間から照明をつけなければならないということも起こります。

 

その場合は、

  • リビングに天窓を設置する
  • 天井高を上げて高い位置に小窓をつける
  • 高さのある窓をつける
  • 東西に長い間取りにする

などの対策を考えましょう。

 

ワンフロアが広くゆったりとしていることが平屋の魅力です。ですが、広くなった分、中心部は日当たりの確保が難しく、工夫が必要になります。

 

 

 

 

平屋はプライベートの確保が難しい

平屋は二階建に比べてプライベートの確保が難しいつくりです。

同じ階にリビングと寝室があるため、どうしてもお互いに生活音が聞こえやすくなります。

 

リビングと寝室などの個室が同じ階にある平屋では、個室がリビングと隣り合わせだったり、リビングから出入りする必要があったりします。

そうなるとお互いに音が聞こえるなどしてプライベートの確保が難しくなることもあります。

 

 

収納をそれぞれの部屋の間に設置したり、間に廊下や水回りを挟んだりなどの工夫が必要になったりも。

平屋は部屋どうしが近いつくりです。プライベートを守るには工夫した間取りを選ぶことも考えなければなりません。

 

 

 

平屋はアパートやマンションのような暮らし

平屋の生活は、アパートやマンションでの暮らしを想像すると参考になります。

アパートやマンションは一部の例外を除いて、一つの階に全ての部屋があります。

寝室、リビング、浴室、トイレ、洗濯物干し場などが同じ階のため、階段を使わずに生活を行えるのがイメージできると思います。

とても楽だと感じたのではないでしょうか。

 

 

 

二階建の借家からのアパートに引っ越した家族の例を紹介します。

 

 

夫婦と小さい子どもと3人で2LDKの二階建の借家に住んでいた家族が、1LDKのアパートに引っ越しました。

二階建の借家に住んでいたときは、二階に行くのが不便で、二階の2つの寝室は物置になっていました。寝食や日々の生活は全て一階のリビングで行うという状況でした。ところが、アパートに引っ越した後は、移動が楽になったおかげか、寝室を寝室として使えるようになりました。そのぶんリビングを広く使えるようにもなりました。掃除機がけも洗濯物干しも見違えるほど楽になったようです。

これは賃貸の例ですが、アパートやマンションをイメージすると、平屋の生活とそのメリットがわかりやすいのではないでしょうか。

 

 

まとめ

ワンフロアで全ての生活が行えるのが平屋の魅力です。

その反面、広い土地が必要だったり、プライベートの確保に工夫が必要だったりもします。

平屋か二階建か、家族構成や家族のライフスタイルにどちらが合うかじっくり考える必要があります。

 

ただ、長期的な視点で老後のことまで考えると、階段の昇り降りの必要がない平屋の生活が楽でおすすめですよ!

 

 

 

 

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