【ペアローンはやめた方が良いの?】退職や育休で怖い思いをして後悔しないために知っておくべきメリットとデメリットとは?

ペアローン やめた方が良い

 

 

ペアローンとは同一物件に対して複数の債務者がそれぞれローン契約を行い、

お互いが連帯保証人になる

借入方法です。

お互いローンを組むことで負担を分散させることが可能です。

 

 

ペアローンにはプラスの部分もありますが、良いことばかりではありません。

今回はペアローンについてメリット、デメリットに加え、考えられるリスクを含めた情報をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

ペアローンのメリットとは?

住宅ローンを組む時に一人の収入だけでは借入額も限界があり、希望する借入額に届かないことがあります。

しかし、ペアローンの場合はお互いの年収に対してそれぞれ審査を通す為、借入額も二人の年収に合わせた額まで増やすことができます。

 

ペアローンの場合は希望する住宅や土地を購入できる額が用意できますが、一人でローンを組む場合は土地も住宅も希望に合わせることができず、結局諦めてしまうという結果も起きてしまいます。

 

 

近年では共働き世帯が当たり前となってきています。

住宅購入を検討している人にとってペアローンは選ぶ幅を大きくするローンと言えます。

 

 

 

住宅控除ローンでの節税効果も

また、共働き世帯であればペアローンを組む場合に住宅ローン控除を二人とも受けることも可能です。

つまり、夫婦二人とも税金が戻ってくることとなり、節税に繋がります。

 

 

2022年の住宅ローン控除改正により2025年(令和7年)まで住宅ローン控除制度が適用となりました。

新築購入であれば、最大13年間は支払ったローンの残高に応じて控除率0.7%分が戻ってくることになります。

13年というスパンを考えるとかなり大きい節税効果と言えますよね。

 

 

共働き世帯でも一人で借りる場合、住宅ローン控除はローンを組んだ片方にしか効果がありません。

ペアローンを組むことで借入額の負担を分散させることに加え、二人とも住宅ローン控除を受けることができる点を言えばお得な方法と言えます。

 

 

ペアローンなら金利タイプを分けてリスクヘッジ

ペアローンの場合、金利タイプを分けることができるのも魅力の1つです。

最近では世界的な金利上昇を受けて、日本でも大手銀行が約6年ぶりに固定金利を上げました。

 

変動金利も固定金利に合わせる形で上がることが考えられます。

変動金利が低金利で通っていた長い期間も終わりを迎える可能性が出てきたということです。

 

ご家庭によってどちらの金利タイプが合っているのかは多種多様です。

しかし、中には金利タイプはどちらを選ぶのが正解か分からないというご家庭も多いと思います。

 

 

正直、金利タイプを選ぶのに正確な答えはありません。

それぞれがメリット、デメリットを抱えていると考えていいでしょう。

 

通常、片方がローンを組む場合は1つの金利タイプしか選べません。

しかし、ペアローンの場合は二つ金利タイプを決めることが可能です。

どちらにも対応が効いてきます。

 

 

この先、変動金利が大きく変わったとしても1つを固定金利にしておくことで危機的状況は半分に留まるわけです。

金利が変わってくる可能性があるからこそペアローンは1つのリスクヘッジとなるかもしれません。

 

 

 

ペアローンのデメリットとは?

ペアローンはお互いが団体信用生命保険に加入する必要があります。

どちらかに不幸が起き、死亡してしまった場合、片方のローンは団信により免除されますがもう一つのローンは生きています。

つまり、支払いは続くことになります。

子供ができたご家庭には片親でローンも返済する状況が生まれてしまいます。

片方のみのローンであれば支払いが免除になる為、家計を苦しめる状況もなくなり、大きな違いといえます。

 

 

 

家族が増える時にも家計には変化が生まれてきます。

産休や育休あるいは育休明けで子供が熱を出してしまった等、仕事ができる状況と同時に収入も変化が生まれるかもしれません。

 

しかし、ペアローンはローンを組んだ時点での審査、支払い計画であり、現在起きている家計の変化は関係ありません。

ペアローンに限ったことではありませんが、今後の家族計画や生活防衛資金の確保等、無理ない返済が可能な貯蓄と額を設定しておくことが必要であると言えます。

 

 

 

 

覚えておきたいペアローンのリスクについて

ペアローンには大きなリスクがあります。

それは離婚した場合のローンです。

 

購入した住宅は1つですが、背負うローンは二人で分散しています。

結果的に言えば、どちらかがローンだけ背負う形になるわけです。

 

売却するという手段もありますが、住宅は住み始めた時点から価値がどんどん下がっていきます。

購入した価格と同額あるいは購入した価格よりも高額で売れるという場合はほぼありません。

強いていえば、土地の価値が急激に上昇した場所であれば大きな損を回避できる可能性がありますが、ほぼゼロといっていいでしょう。

 

 

 

 

私たちには関係ない、家を購入することまで考えている仲なんだから!!と思う方も多いと思いますが日本の夫婦3組に1組が離婚すると言われています。

悲しい現実ですが離婚する可能性は33%となるわけです。

このリスクをしっかりと把握した上でペアローンは組まなければいけません。

 

 

 

しかし、逆を言えばこのリスクに打ち勝つ仲に成長できるキッカケにもなりえます。

背負う物を共有することでお互いが仕事に励み、労う気持ちを持ち生活することができます。

リスクだけ考えると恐いですが、考え方1つで大きく変われることも理解しておきましょう。

 

 

 

 

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