建売住宅を購入。
ついに自分の城をついに手に入れた!という感傷に浸る間も無く、
「もうこの家イヤ…引っ越ししたい…」
となる方は残念ながら一定数いるのです。
では実際に建売住宅を購入して「やっちまった…」となる方はどう言う点に不満を持っていたのでしょうか?
今まさに建売住宅を検討している方は必見です。
「引っ越したい…」となる建売住宅の7つの欠陥
建売住宅に住んでみて「あっ!やっちまった…」と思ってしまった人は一定数います。
果たしてそれはどういうことが原因なのでしょうか?
ここでは代表的な「建売住宅に後悔」してしまう7つの欠陥をご紹介します。
1. 追加でメンテナンスが必要になることも
- バルコニーだったので屋根を追加で付けた
- 知らないうちに壁にヒビが入っていて自腹修理
- 外壁修理はメーカーの保証外だった
- 冬季に水道が凍るので自腹でヒーターを付けた
など一見完璧に見える建売住宅にも追加でメンテナンスを必要とするケースが多々あります。
建売住宅の1番の良いところは価格の手軽さ。
しかし、安かろう悪かろうという結果になることが多いのです。
もちろん、販売業者も利益を出す必要がありますもんね。
削れる部分は削ってしまうのでしょう。
建売住宅は「完成形」を買うというよりも、「そこから追加していく」住宅だと思った方が無難のようです。
2.近隣住民との付き合いが意外に面倒
- 新興住宅地だったので後から住むと新参者扱いされる
- ゴミ出しに口うるさく言われてしまう
- 強制的な行事に参加させられる
- せっかくの戸建てなのにマンション住まいと変わらない付き合いが多い
- 娘のピアノがうるさいと怒られる
などなど、せっかくの一軒家を購入したのにも関わらず、近隣住民との付き合いで後悔する人も多数います。
戸建て住宅でようやくマンションやアパート暮らしみたいな縛りから逃れられる、と思いきや建売住宅は「戸建版マンション」のような性格がありがち。
しかも、建売だと周りの家も同じような建物なので、家以外でのマウントの取り合い合戦が生まれてしまうことも。
事前に近隣住民を調べておくのが必要かもしれません。
>>【無理して家を買った結果めちゃくちゃ後悔】近隣に住むヤバい人は事前にチェックしておきましょう
3.間取りをもっと注意深く見ておけば…
- 物置のスペースが思ったより少ない
- 子供部屋の隣にキッチンがあり夜中に洗い物ができない
- 以前から持っていた家具が置けない
- 中二階が暖房効率を悪くする
- 玄関に靴を置くと狭く感じてしまう
などなど購入前の何も置いていない景色を見て購入したものの、いざ住むとなって初めて間取りに後悔するパターンも。
購入段階では家具などがない状態で内覧するので、「広いなあ」なんて思いがちですが、実際に家具を置いてみると意外に狭かったり。
また、中2階などの設備を「憧れてた!」と安易に飛びついてしまうと、暖房や冷房効率の悪い家に住むハメになってしまう恐れもあります。
4.立地をもう少し調べておけばよかった
- 便利だと思った幹線道路が交通量が多くてうるさい
- スーパーが目の前にあるけれど土日に渋滞する
- ベランダの真向かいが隣の家のベランダで気まずい
- 西日がきつい
- 近所にゴミ屋敷がある
家の外装や内装に気を取られて、立地条件をそこまで考えていなかったという方も多いんです。
駅やスーパーやコンビニ、学校や公園などには気を付けていたけど案外見逃している点が多いようです。
例えば東京・中目黒の駅近という誰がどうみても羨ましいと思える物件などは、桜の季節になると花見客が家の周りに溢れかえり
家の前がゴミだらけ
という毎年のご苦労があるそうです。
5.基礎や内装がなってない
- 盛り土になっていて傾いた
- 筋交強度が施工図面と違うものだった
- 床材が柔らかい材質で重い家具を置けない
- 断熱材が安物で冬場が寒い
- 壁が想像以上に薄かった
完成状態で購入できる建売住宅はすぐに入居できる利点がある反面、工事の状態を見ることができない欠点があります。
建売住宅は建築段階では誰が住むかは決まっていないもの。
そんなものを丁寧にチェックする人はいませんよね。
工事業者も施工業者も「中身より外見!」となってしまうのは仕方がないかもしれません。
6.使いにくい導線
各部屋はそれぞれ気に入っている…だけど導線が使いにくいという後悔をする方もいます。
例えば
三階建ての建売住宅を購入したのですが、一階にお風呂・洗面所(洗濯機置き場)、二階にリビング、三階に寝室といった間取りの為、移動がとにかく面倒です。一階に洗濯物を持って行き、洗濯。
二階に運んで干す。ベランダが狭い為、干し切れない時は三階のベランダで干します。
取り込んだ洗濯物を畳んで三階へ。毎日の事なので本当に面倒です。
玄関で忘れ物をした事に気付いた時も同様です。
生活導線をきっちり考えて選べば良かったと思いました。
こんな後悔をする方もいます。
住んでみて初めて分かるのが導線の使い勝手なのですね。
7.駐車場を軽視していた
- どう考えても1台しか車が置けない
- 仕切りがあるため駐車するたびに擦ってしまう
- 駐車場が砂利で石が飛び散る
- 車を置くと自転車が置けなくなる
など駐車場関連で後悔する方も多いようです。
家を買う時は建物そのものに集中してしまうもの。
つい駐車場などの付帯施設には目がいかないものです。
しかし、これが原因で後悔してしまう人も多数。
「駐車スペースがあって車庫証明取れればいいか」などと短絡的に考えてしまうと、後々頭を悩ますことに。
また、将来子供が増えて自転車の数も増えることも想定しておかなければいけません。
子供の自転車は路上に立てかけておく、なんて格好悪いですもんね。
まとめ
建売住宅を買って後悔するのは
- 追加メンテナンスが必要
- 近隣住民とのトラブル
- 間取り
- 立地
- 基礎や内装がいい加減
- 導線が使いにくい
- 駐車場を軽視してた
という7つの理由が多いのです。
建売住宅は自分であれこれ計画したり、入居までが早かったり、価格が安かったりとメリットも多いですが、実際に住んでみると結構後悔することが多いようですね。
もし、今建売住宅購入を検討しているなら、注文住宅にするという選択肢も入れておいた方がよいかもしれませんね。
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